介護系の資格制度について

キャリアパスの一本化

 高齢化の進展や世帯構造の変化の中で、質の高い介護サービスを安定的に提供していくためには、介護人材の安定的確保・資質向上が不可欠であり、介護福祉士については、資質向上を図る観点から、平成19年に法律を改正し、資格方法を見直されました。
 介護人材の養成体系を整理し「初任者研修修了者 ⇒ 実務者研修修了者 ⇒ 介護福祉士」をキャリアパスの基本とし、ホームヘルパー2級を「初任者研修」と位置付け、在宅・施設を問わず介護職として働くうえで基本となる知識・技術を習得する研修とし、介護職員基礎研修は実務者研修に一本化されました。
 本校では、介護福祉に携わる基礎学習を行う「介護職員初任者研修」と介護福祉士を目指す上で必要な「実務者研修」などを行っています。


実務者研修を3万円以下で取得できます

事業主の方へ 助成金について

 従業員の中長期的なキャリアアップに取り組む事業主を厚生労働省と労働局が支援しています。

人材開発助成金(特定訓練コース)

 正規雇用従業員が職務に関する専門的な知識及び技能を習得させるための職業訓練を計画に沿って実施した場合や人材育成制度を導入して従業員に適用した際に、訓練経費や訓練期間中の賃金の一部等を助成する制度です。(介護福祉士資格を取得するために介護福祉士実務者研修を受講する場合に「人材開発支援助成金」を活用できます。)

 このコースは35歳以下の方のうち雇用してから5年以内方が対象です。

人材開発支援助成金(一般訓練コース)

 正規雇用従業員が職務に関する専門的な知識及び技能を習得させるための職業訓練を計画に沿って実施した場合や人材育成制度を導入して従業員に適用した際に、訓練経費や訓練期間中の賃金の一部等を助成する制度です。(介護福祉士資格を取得するために介護福祉士実務者研修を受講する場合に「人材開発支援助成金」を活用できます。)

当社では、当社の実務者研修にお申し込みをされた方に関しましては、申請手続きに関する書類作成および、申請までをお手伝いさせていただきます。

 

キャリアアップして介護福祉士を目指す方へ 助成金について

介護福祉士実務者研修受講資金貸付事業

◆現在道内の実務者研修施設に在学しており、将来介護福祉士資格を取得した上で道内の社会福祉施設等に勤務することを目指す人に対して、介護福祉士実務者研修受講に係る資金を貸付する制度があります。(この事業に対する利用可能人数が当校に割り当てられています。)

この受講資金貸付の申請につきましては、当社の実務者研修に受講申し込みをされてる方、受講している方が対象となりますので、貸付金が支給されるのは受講中となります。
従いまして、実務者研修に申し込まれて受講料を一部または全額納入されてから、当社を通して申請することになりますことをご承知おきください。

◆貸付金
 上限は200,000円として、実務者研修施設を通じ貸付します。

◆貸付金の返還
 実務者研修施設卒業の日(介護業務従事期間が3年に達していない場合は、介護従事期間3年に達した日)から1年以内に介護福祉士登録を行い、道内の社会福祉施設等で引続き2年以上勤務した場合、返還債務は全額免除されます。

 

働く人へ

 中長期的なキャリアアップ形成を支援し、雇用の安定を図ることを目的とした雇用保険の給付制度です。厚生労働省と労働局が支援しています。

専門的教育訓練給付金

 一定の条件を満たす雇用保険の被保険者(一般被保険者及び高年齢被保険者)(在職者)、または被保険者であった方(離職者)が、厚生労働大臣の指定する専門実践教育訓練を受講し終了した場合、本人が教育訓練施設へ支払った教育訓練経費の一定割合額(上限有り)をハローワークから支払う制度です。


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